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2018.05.01更新

術前診断CT上顎洞炎疑いの所見

皆さんこんにちは院長の岡村です

GWも前半終了ですが、岡村デンタルクリニックは暦通り診療中です。

さて本日インプラントのオペ予定の患者様、術前に詳細は診査診断をCT上で行ったのち本日のオペ予定でしたが、

3日ほど前に風邪をひいて今は落ち着いているとのことでしたが、本日のオペが上顎洞挙上術併用のインプラントオペでしたので、確認のため直前にCTを撮らせていただいたところ、上顎洞がくもっているではないですか!!

上の画像は術前の診査、下の画像が本日撮らせていただいたCTです曇っているのがお分かりだと思います。

ですので患者様にご説明させていただき、本日のオペは中止とさせていただきました。

もちろん患者様はオペ予定でスケジュールを組んでいますので、『何故???』

となりますよね、

当院は上顎洞のオペはなるべく低侵襲のクレスタルアプローチ(大きく切開剥離しない)を第一選択としています。

もちろん皆さん全てが適応でないですが、本日の患者様はその処置で行う予定でした。

クレスタルアプローチは低侵襲の反面術者の外科的手法に大きく左右されます。ですので上顎洞粘膜の状態が悪い状況下で無理すればできなくもないのですが、万が一感染してしまってはそれこそ重篤な状態になりかねません。

今回はしっかりとご説明させていただき。中止のご了承いただき日を改めて再オペです。

余った時間は患者様と少しまったりと雑談・・・

患者様の若かりしの話、お孫さんのお話し、

GWなか日、ゆっくりとした午後の診療でした。

 

投稿者: 岡村デンタルクリニック

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